玉ねぎの床伏せ作業

道内でも有数の玉ねぎ産地であるJAえんゆう管内の湧別町上湧別地区では、2月中旬から28年度産玉ねぎの播種とビニールハウスに育苗マットを敷き詰める「床伏せ」と呼ばれる作業が一斉に始まりました。

今年1月の総会で新たに上湧別玉葱振興会青年部長になった中川悠一さん(経営主:中川孝二さん)のお宅に床伏せ作業の取材に行ってきました。

 

当日朝は、マイナス15℃ぐらいまで冷え込みましたが、ビニールハウスの中はほんのりと温かくて、一足早く春を思わせました。

家族総出で前日に玉ねぎの種子と培土を入れた育苗マットを運んできて、ビニールハウスの中に敷き詰めていきます。

昔はすべて手で敷き詰める重労働でしたが、今は機械でやれることでだいぶ楽になったとのことです。(それでもビニールハウスに運び込む作業は大変忙しい様子でした)

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後継者の悠一さんに話を伺うと、今年は約14haの玉ねぎを栽培予定とのことで・・・、

 

「去年は春先の少雨や低温、その後一転して雨が多くて、圃場管理には苦労した年でしたが、その甲斐あって良い出来秋でした」

「今年も美味しい玉ねぎを消費者に届けたいですね」

 

と作業の忙しい合間に笑顔で話してくれました。

 

玉ねぎはこの後、4月下旬までビニールハウスの中で育てたあと、畑に移植していきます。

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