10月23日~26日、北海道で初めて全日本ホルスタイン共進会が安平町にある北海道ホルスタイン会場で開催されました。
共進会とは、乳牛改良の成果を競う大会で、一般的な通り名としては、品評会という言い方のほうがわかりやすいかも知れません。大会では、乳牛改良においての題目でもある「長命連産」出来る乳牛が求められます。
全日本単位でおこなわれる同共進会の開催は5年に1度。今回で14回目を数え、乳牛のオリンピックみたいなものだと思ってもらえるとわかりやすいと思います。(北海道単位では毎年開催されています)
そして、前回大会が、口蹄疫や東日本大震災の発生により、中止となったため、実に10年ぶりの開催で、大会には遠くは沖縄からの出品者を含む、42都道府県から380頭が集まりました。
JAえんゆうからは、9月の全道共進会を勝ち抜いた2頭が出品され、遠軽町若咲内の山口由幹さんが第7部(経産牛30月未満)に出品した「リップランド アメイジング ランデイ」が部のトップにあたる優等賞1席、遠軽町生田原豊原の情野祐樹さんが第10部(経産牛36月以上42月未満)に出品した「パッションランド シーバー リンデイ」が部の5番目にあたる優等賞5席に輝き、優良な成績をおさめました。
優等賞1席に輝いた山口さんを囲んで(上)、優等賞1席に輝いたリップランド アメイジング ランデイ号をリードする山口由幹さん(中)
優等賞5席に輝いたパッションランド シーバー リンデイをリードする情野祐樹さん
次回は、2020年に宮崎県を中心とする九州ブロックで開催されます。